理想のウルトラクイズ[15]・早押しクイズ第1問とサンディエゴ
公開日:
:
最終更新日:2014/10/26
第2章・プロジェクト"リスペクト"始動
ウルトラクイズの制作物語を妄想するブログ、
「理想のウルトラクイズ」の第15回目です。
相変わらずスローペースの更新で申し訳ありません。
土日に連休が普通に取れるようになってきたので、ぼちぼち更新していきたいです。
前回:理想のウルトラクイズ[14]・グァムの○×とウルトラハット
[この話はもちろんフィクションです。]
- 以下妄想 -
~~~~~~VTR~~~~~~~~
第3チェックポイント ハワイ。
船の上で行われるのは一対一の早押しクイズ。
グァムで復活した藤原さん対米山さん、女性同士の対戦である。
神留「では参りましょう。第一問!」
問題を読み上げるのかと思いきや、意外な展開に。
神留「ハワイといえばフラダンス。フラダンスの手つきには、それぞれ意味が込められていますね。
では、ここでハワイの美女お二人に、この手つきをしていただきます。
これは何を意味するでしょうか?プリーズ」
ハワイ美女の二人がヒラヒラした手つきを終えると
神留「さあ何!?」
チキチキチキチキ・・・
意外だ。アメリカ横断ウルトラクイズ記念すべき早押しクイズの第1問は、
ジェスチャーを当てるクイズだったのか!
すると米山さんが押した。
ポン!とチャイムが鳴り、ウルトラハットの?マークが立ち上がる。
「波」
ブー!正解は「I Love」。
普通は波とか鳥を想像しそうなもんだが、これは厳しいか。
途中を飛ばして5問目の問題。
神留「ハワイでよく見られる砂糖の原料、サトウキビは・・・」
一瞬、画面にサトウキビを持った熊?の着ぐるみが出てきたが、
すぐ藤原さんのカットに戻った。何だ今のカット?
(ちなみに「サトウキビはイネ科、ユリ科のどちらの属する?」という問題。答えはイネ科。)
藤原さんが+2ポイントでリーチを迎えた次の問題。
神留「今年(昭和52年)の日米野球選手権大会で大活躍をしたハワイ出身のピッチャーは?」
チキチキチキチキ・・・ポン!
藤原さんが押した。
「タツノ選手」(有休は知らん!と思ったのは言うまでもない。)
ピンポーン♪正解!
3ポイントで藤原さんが勝ち抜けを決めた。
勝った藤原さんはハワイ美人にレイを掛けてもらい、敗れた米山さんは
「さようなら 東京直行組」の所でライフジャケットを着せられた。
次の対戦は、優勝者の松尾さんと北畑さんの対戦。
(松尾さんと対戦だなんて、ちょっと気の毒に思う。)
だが、松尾さんは誤答、北畑さんは正解して1ポイント獲得。
意外にも(失礼)北畑さんがリード。
そこから松尾さんは巻き返し、2-2までもつれたが、最後は松尾さんの勝利となった。
揺れる船の上での戦い、神留アナは大きな揺れに「おおっと!」 と体制を崩し、
「カメラマン、頑張れよ」 などとスタッフを励ました。
全てのクイズが終了し、20名中、10名が勝ち抜け。
「第3チェックポイント 通過!」のテロップと共に挑戦者の名前が映し出された。
(このときまだテロップは「決定!」じゃないんだ。)
勝者はハワイアンバンドの歌声に乗せて踊り出し、
敗れた10名は船に乗ってイチニ、イチニと漕ぐ。
「水が入ってくるよ?前から」「ええっ?」(何だかお約束な展開^^;)
なぜか「月が出たで~た~」と歌い出す敗者ご一行様。
無事に岸まで辿り着いただろうか。
勝者10名は、いよいよアメリカ大陸へ。
パンアム航空の飛行機が飛び立つシーンが映し出される。
(当時、海外旅行は憧れだったんだよなあ。兼○かおるさんの旅を思い出す有休)
場面はスタジオへ切り替わる。
高嶋・吉川アナの後ろには観覧者がズラリと集まり、これから優勝者予想が始まるというのだ。
高嶋「次のサンディエゴでは、ヤマ勘といいますか、知識ではダメなんです。インスピレーションクイズなんです。
それでは、この人こそクイズ王と思う所へ座ってください。座った場所によって10万円が(当たります)」
吉川「これであなたの運命も決まるわけです(笑)」
よーい、ピー!の笛と共に観覧者が一斉に移動。
5番の席が少ないと「配当がいい!」 なんて言い出す吉川アナ。
藤原さんの席に座った男性にインタビューすると、藤原さんを選んだ理由が「一番綺麗だから」だそうな。
(確かに藤原さん美人だわ)
~~~~~~~~~~~~~~~~
有休「今度の復活ウルトラでも優勝者予想やってみようかなぁ。」
松岡「今はインターネットが発達してますから、事前に情報が洩れてしまって難しいのでは?」
有休「そうですよね。『今世紀最後!』みたいに決勝生放送じゃないとなぁ。
だけど決勝の生はウルトラに合わないんだよなあ。」
有休は『今世紀最後!』の決勝生放送に納得がいかないようだ。
有休「工藤さん、今世紀最後のウルトラって、本来はニューヨークで決勝戦をやるはずだったんですよね?」
工藤「ああ、そうだったな。」
有休「アメリカ大使館の爆破事件が起きたとかで旅の日程が変わったんでしたっけ。
結局ニューヨークで準決勝して、その後日本に帰国して、
後日、西インド諸島で生放送の決勝を行う事になったと。」
有休「ちくしょ~!普通にニューヨーク決戦が見たかったのに!」
工藤氏が何か言いたげだったが、何も言わず止めた。
松岡はその様子を見ていたが、有休は全く気付いていなかった。
~~~~~~VTR~~~~~~~~
第4チェックポイント
サンディエゴ
メキシコの文化を感じる街、サンディエゴ。
軽快な音楽と共に、画面にはイルカショーの様子や
シャチがジャンプする迫力ある場面が映し出される。
神留「いよいよやってまいりました、サンディエゴですね。
ご存知の通りサンディエゴ、約10マイル位でメキシコですよね。
地中海性の気候でとっても気持ちいい風が吹いております。」
「私の今立っております所は、いわゆるシーミュージアムという所です。
アメリカの子供達ならば、絶対一度は行ってみたいなと思う、その、
シーミュージアムのシャチ、海の一番強いやつですね。シャチのプールの前で
第4チェックポイントを始めようとしている訳です。」
神留アナより挑戦者10名の紹介が始まった。
最年少22歳・遠藤さん、ピアノの先生ウルトラクイズのマドンナ・河村さん・・・
10名中女性は3名、最年長は38歳の松尾さんだった。
神留「実は、私ども、このウルトラクイズでアメリカに来るときに
大きな目的がありました。それはこのサンディエゴへ来る事でした。
何故かと申しますと、実はこのサンディエゴに、
ガーター大統領がお越しになっております。」
「私ども日米親善のために、できれば、例え一分でもいい、三十秒でもいい
一秒でもいいからお目にかかりたいと思っておりました。
そしてアメリカ総務省を通じまして、何度も折衝いたしまして、
それが、実は、やっと実現いたしました。」
(ホントに?という表情の藤原さん)
神留「これから、ガーター大統領をお迎えしたいと思います。」
チャーンチャ、チャンチャンチャンチャーン♪
アメリカ国歌のメロディが流れる中、高級な車が現れた。
高嶋「実はこの方、ガーター大統領のそっくりさん。」
(スタジオに笑い声がこぼれる。)
高嶋「勿論、10名のチャレンジャーは、全然その事を知りません。」
車からガーター大統領が降りて手を挙げると、挑戦者は拍手で出迎えた。
松尾さんは嬉しそうに手を振っている。
審査委員長の左藤氏が現れ、ガーター大統領(のそっくりさん)と握手。
このさりげない演出も挑戦者を騙すのに一役買っている。
そして、留さんが挑戦者10名の名前を紹介しながら、一人ずつ握手。
彼らの気分はもう「手を洗わない!」だろうか。
ガーター大統領が祝福のスピーチ。
”クイズ王、を目指す道中において すばらしい幸運が訪れるよう願ってます”
ピーナッツ農園を経営しているというガーター大統領から1問目
ピーナッツの花の色は?
①白 ②ピンク ③黄色
意外にも正解は一人だけ。正解は③番。
2問目はガーター大統領の子供のうち女の子は何人?という問題。(正解は1人。)
そして、挑戦者にとって混乱が生じる3問目。
ガーター大統領が出した問題は、
”Who am I”(本当は、私は誰でしょう?)
①ガーター大統領
②ガーター大統領のそっくりさん
③ガーター大統領のイトコ
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ジャン!
ホールドアップ!
①を挙げた人が6人もいる。
正解はもちろん②ガーター大統領のそっくりさん
神留「さあーみんなやっと、意外だなって顔しましたね(笑)」
~~~~~~~~~~~~~~~~
有休「これだあ!」
大声で叫ぶ有休に近くに居た吉川が驚いた。
吉川「ちょっ、驚かさないでよ!」
有休「吉川さん、パソコンで検索して!!」
吉川「??」
有休が検索を依頼したのはサンディエゴのシーミュージアムだった。
- ここまで -
果たして有休君がシーミュージアムの検索を依頼したのは何故か?
次回、復活ウルトラクイズの第4チェックポイントが決まります。
(久々に次回まで引っ張れる内容かも。)
[追記 2014/08/10]一部の名称を変更しました。
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